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静電気を長時間抑制する世界初のヘアケア技術を開発 特許技術と高機能成分の融合で、ヘアケア市場に新たな差別化ポイントを提供

2025年95日、株式会社MARVELOUS(本社:北海道旭川市)は、日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区)、株式会社マツモト交商(本社:東京都中央区)と共同で出願していた「静電気抑制と毛髪補修・保湿性能を高めるヘアケア製品」に関する特許が公表されたことをお知らせします。【公開番号】特開2025-129693

この特許技術は、毛髪の静電気を効果的に抑えながら、ダメージヘアを補修し、長時間うるおいを保持することを可能にするものです。特に冬場や乾燥地域において発生しやすい静電気を低減し、ヘアスタイルの乱れや切れ毛を防ぐ効果が期待できます。

3社の役割と貢献】

  • 株式会社MARVELOUS
    自社特許「ヒマワリ種子油脂肪酸の製造方法」を保有し、ヘアケア製品の処方設計と商品開発の中核を担当。実際の製品化や市場展開をリードし、自社ブランドおよびOEM製品に本技術を実装。
  • 日本製紙株式会社
    木質由来の新素材であるセルロースナノファイバー(CNF)の研究開発および製造を担当。新規化粧品原料であるCNF「セレンピア®」の安定供給に貢献。
  • 株式会社マツモト交商
    化粧品原料の専門商社として、原料調達や供給チェーンの最適化を担当。さらに、特許対象となる静電気抑制技術や補修効果を高める成分の機能評価を実施し、製品の信頼性向上に寄与。

本技術は、日本製紙株式会社が開発したセルロースナノファイバー(CNF)「セレンピア®」をベースに、当社の特許技術である「ヒマワリ種子油脂肪酸の製造方法」で得られた毛髪補修成分を組み合わせることで、静電気抑制とダメージ補修・保湿の両立を実現しています。

【特許技術のポイント】
1.
静電気の長時間抑制
毛髪表面の帯電量を大幅に低減し、乾燥やブラッシングによる広がり・絡まりを防止。
2.
高い補修・保湿力
自社特許のヒマワリ種子油脂肪酸が毛髪内部に浸透し、ダメージ部位を補修しながら水分保持力を向上。
3.
応用の広さ
ヘアミスト、トリートメント、スタイリング剤など、多様なヘアケア製品に展開可能。


【実装事例:「cocorogami リペアミスト」】
本技術は、株式会社アピッシュと共同開発した「cocorogami リペアミスト」にすでに採用されています。
サロン品質の補修・保湿効果に加え、静電気発生を長時間抑制することで、冬場や乾燥時期でもしっとりまとまりのある髪を実現。
多くの美容師やユーザーから高い評価を得ています。
製品ページ:https://cocorogami.com/mist.html


【今後の展望】
当社は本特許技術を活用し、サロン専売品のみならず一般市場や海外展開も視野に、毛髪ダメージケアの新しいスタンダードを確立してまいります。

120258月時点、当社調べ